俳優が使うエチュードの意味とは?演劇と芝居とで意味は変わる?

小ネタ
俳優を目指すAさん
俳優を目指すAさん

これから俳優を目指していきたい!役者の用語でエチュードっていうのが大事って聞いたけどそもそもエチュードって、、なんだろう?

演劇を知らない人でも耳にしたことがあるであろう「エチュード」。俳優の方とかがたまにテレビとかで話してたりもしますよね。

どのような意味があるのかを分からず使っているケースが実はあるかもしれませんし、そもそもあまり知らないという方もいるかも知れません。

この記事では「エチュード」の意味や演劇(または芝居)をやる際に使う意味は違うのか、についてまとめていますのでぜひこの機会に正しく意味を理解していただければと思います!

そして明日からかっこよく「エチュード」を使えるようになっちゃいましょう(笑)

(下手に使ったら嫌われそうです・・・)

エチュードの意味とは

エチュードという言葉の広義での意味と俳優が使う意味とでは少し違うようです。

どこが違うのでしょうか。

広義でのエチュードの意味

エチュードの広義での意味は「音楽の練習曲を指す言葉」とされています。

エチュードは、楽器の演奏技術を向上させるために作られた音楽の練習曲です。ピアノやヴァイオリンなどさまざまな楽器で使われますが、初心者から上級者まで、演奏者が特定の技術や表現力を向上させることを目的としたものになります。

ただの練習曲ではなく、美しい旋律や高度な技巧から、コンサートや演奏会でよく演奏されることもあります。音楽教育においても、基本的な演奏技術から理論や表現方法まで段階的に学ぶ手段として使われています。

私は実はまずここからあまり知りませんでした。

俳優が使うエチュードの意味とは

俳優が使うエチュードの意味は「表現力を高めるための演技の練習」とされています。

エチュードは、演劇や音楽などの芸術において使われる練習法で、感情や動作の表現力を向上させるための手法です。

これは、役者やアーティストがキャラクターやシチュエーションに深く没入し、即興で演技することで、創造性を刺激し理解を深める手法です。

エチュードは予め台本がなく、演者たちが自由にアイディアを出し合いながら、新しい表現方法を模索することもあります。この練習を通じて、演技力が向上し、スキルアップに繋がります。簡単に言えば、エチュードは芸術家が芸術性を追求し、深化させるための探求の場なのです。

こう見るとやはり「音楽」か「演劇」かで全然違いますね。ただいずれにせよ「技術力を上げるための練習」として使われる言葉というのは変わらないポイントですね!¥

エチュードの意味とは?演劇と芝居で意味は変わる?

音楽の場合とそうでない場合で意味が変わるということは少しおわかりいただけたかと思います。

ここでは更に演劇と芝居ではどのような意味の違いがあるのか、使われ方はどの様になるのかについて説明していきたいと思います。

演劇と芝居の違い

結論、「意味は殆ど変わらない」です。なぜ変わらないのか、其の理由は下記の演劇と芝居の違いに関係していますので、どこが違うのかを見ていきましょう。

演劇とは

俳優や女優が舞台上で物語のキャラクターになりきり、演技をする芸術形態。子供のイベントから本格的な芸術作品まで、様々な形態が存在する。

芝居とは

現実の世界で見世物ではなく、他人を欺くために素人が行うことも含まれます。もともとは芝生の上で行われたことが起源であり、そのため演劇よりも敷居が低く、一般大衆向けのもの。

このように「プロが行うのか、素人がやるのか」というのみであり、行うのは演技であるということには違いがありません。

エチュードとは「技術力を上げるための練習」ということでしたが、ここで言う技術とは「演技」になるのはどちらも変わりません。

其のため、「演技力を上げるための練習」ということでほとんど意味は変わりませんね。

意外と芝居と演劇の違いを知らなかった人も多かったのではないでしょうか。(かくいう私も最近までは知りませんでした・・・)

周りから演劇と言われると「プロの演技だね」と言われているような気がしますので、其のように言われたら一人前なのかもしれませんね!

まとめ

いかがでしたでしょうか。改めてエチュードとは「技術力を上げるための練習」であり、演劇や芝居におけるエチュードとは「演技力を上げるための練習行為」ということがおわかりいただけたのではないでしょうか。

横文字は使うとかっこいいですが間違った使い方をしてしまうとむしろ非常にかっこ悪くなってしまいます。

この記事を読んでいるあなたはもう「エチュード」の横文字についてはマスターしたはずです!

ぜひ明日から正しい意味で使ってみてくださいね。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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